理由はわからないけれど、「なんとなく」と感じた気持ちを無視しない。
こんなことはありませんか? 特に確信や自信があるわけじゃないけれど、「(なんとなく)進んでいける」と思えること。または、「(なんとなく)違うな」と思いながらも自分の気持ちを後回しにして進んでしまうこと。
この「なんとなく」という感覚は、内なる声であることが多いですね。まだ意識的に理解できない感覚ですが、自分へのお知らせかもしれません。
とはいえ、この「なんとなく」は、無理にその理由や原因を探らなくてもいいのです。
大切なのは、その自分が感じたことを認めていくこと。なんとなく良いと思ったことは進んでみる。もし、その感覚がザワザワするような「違和感」であれば、普段より少し慎重になればいい。
「なんとなく」違和感を感じたことで動き出した人やビジネスも沢山ありますね。それがより良い社会にしていく方へ変換されていく。「直観は過(あやま)たない。過(あやま)つのは判断である」という名言があるように、自分の直感を高めていくことはとても大事です。
これには単に感覚を研ぎ澄ますことだけをいうものではありませんが、普段からこの小さな「なんとなく」の声を聞く習慣を持つと、段々とこの感覚がつかめるようになり、また自分で信頼していけるようになります。こうした、自分との対話をすること、自分の思いに気づくことは、自分を大事にすることでもあります。
いざというときにこそ自分の声を聞いて進んでいけるように、「なんとなく」を大事にしていきましょう。