1-3. 汗やにおい

汗やにおいは自然なもので、誰にもあります。

実は、汗は無臭です。
汗は、全身のいたるところにある「エクリン腺」という汗腺(かんせん)から出る水分で、におう物質は含まれません。

だれにも、皮膚の表面に垢(あか)や皮脂があります。これらと汗が混じり合い、それらが細菌に分解されて、においがでるのです。

アカ+皮脂*汗+細菌=ニオイ


思春期の頃から、「アポクリン腺」が発達します。
わきの下や陰部、乳首などにあります。

このアポクリン腺から出る汗は、水以外に、たんぱく質や脂質、志望さんなど、においのもとになりやすい成分を含んでいます。

においに影響するもの

  • アポクリン腺の多さ
  • ホルモンのバランス
  • 足の裏の角質層の厚さ
  • 病気によって:皮膚炎、糖尿病、肝臓や腎臓の病気など
  • ストレス

においの予防と対策

*必要以上に気にしないこと

体臭は、ある程度、誰にもあるものです。

*入浴やシャワーで、清潔にする

ただし、洗う力が強すぎる石けんやボディソープは使わないようにしましょう。
弱酸性や低刺激のもので、充分よごれは落ちます。
泡をじゅうぶん流しておきましょう。

*足の裏もよく洗う、においが強い場合は角質ケアをしてみる

*頭皮をよく洗う

*汗が出たら、おさえる・ふきとる

気になるときは、ぬらしたタオルや汗拭きシートを使うといいですね。

*制汗剤を使う

コツは、汗をかいてからではなく、入浴後やアルコール性成分を含む汗拭きなどで、汗と皮脂をふき取ってから使う。
脇のにおいが強い場合は、医療用制汗剤が効果的なことがある。ただし、医療保険が使えず、自費診療の場合があるので、受診する前に確認するとよい。

*生活習慣を整える

  • バランスの良い食事、偏食を避ける
  • 早寝早起きで体調を整える
  • ストレスをためこまない

*衣類の洗濯

汗のにおいが残る場合は、酸素系漂白剤を使い、漬け置き洗いしましょう。

*靴の洗濯

足のにおいが強い場合は、靴も定期的に洗いましょう。

これらの対策をおこなっても脇の下に気になる強いにおいがある場合は、形成外科(または皮膚科)に受診して相談してみることができます。

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