3-2. 精通、射精

思春期になって、男性ホルモンの分泌が増えてくると、”精通”を迎えます。
男性性器の睾丸で精子がつくられます。
この精子は、性的興奮によるペニスの勃起によって、精液とともに体外に排出されます。
これが“射精”です。

性的刺激のほか、偶然に物理的な刺激を受けたりすることでも勃起することがあります。
射精まで至らないこともありますし、すぐに射精したくなることもあります。

朝、起きた時に勃起しているのは、生理現象です。
医学的には、夜間勃起現象(nocturnal penile tumescence; NPT)といいます。

睡眠には、ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)があります。
このレム睡眠のたびに勃起するのが、夜間勃起減少:NPTです。
最後のレム睡眠のタイミングで、朝目覚めるときに勃起しているのが「朝立ち」で、生理現象です。
レム睡眠中は、自律神経が活発に働き、血圧や脈拍、呼吸などが変動したり、勃起したりするのです。

“夢精”は、睡眠中に性的な夢を見ることなどにより、射精することです。
多くの場合は、思春期前後に起きる生理現象で、性的な成熟のひとつの指標でもあります。
夢精を経験しない人もいます。
マスターベーションで精液が射出されていると、精液が溜まりすぎず、夢精の経験が少ないと推察されます。
また、長期間射精やマスターベーションをしていない際も、夢精が生じることがあります。

性的な興奮を感じて勃起はするのに、射精できないといった障害がまれにあります。
勃起、射精に関すること、性器の形、性器の異常な症状についての相談や受診先は、泌尿器科が該当になります。

相談先は、紹介したサイトをご覧ください。

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