3-6. 避妊したいとき

交際している相手、決まったデートの相手、“恋人”といえる相手、のようなパートナーがいて、性的な行為をする・予想される相手であれば、妊娠を望まない場合はセクシュアルな雰囲気になる前に、避妊の実行や方法について話し合えるといいでしょう。
例えば、日中、性的な行為がしにくい状況で話しあっておくのもスムースな方法です。

特に、初めてのセックスでの避妊の有無が、その後に影響することがあります。
最初にコンドームを使わなかった場合、その後も使わなくていいという暗黙の了解になることもあります。

避妊ではありませんが、男性同士のセックスにも、性感染症予防の観点からコンドームが必要です。
この使用について話し合うタイミングについても、同じことが言えます。

予期していないタイミングでの性行為の場合も、例えばコンドームの使用など、避妊の希望を伝えることができるといいでしょう。

また、膣外射精は、避妊ではありません。
先走りの分泌液の中にも精子は存在しますので、女性の膣内に射精しない場合でも、妊娠が成立することがあります。

女性主体の方法では、低用量避妊薬、いわゆるピルの服用があります。
ただ、ピルでは性感染症の予防にはなりませんので、やはりコンドームを用意しておくことは必要です。

また、セックス後に、妊娠の可能性がある場合で、妊娠を望まない場合、緊急避妊という方法があります。
セックス後に、一定の時間内にホルモン剤を服用する方法です。(医師の処方が必要です。)
当記事下部に参考サイトを載せていますので、注意事項などをよく読んでみてください。

そして、セックスは二人の関係を深める行為になることもあれば、そうでないこともあります。

自分のからだを大切にできるのは、自分自身です。
他にも方法があるので、参考にできるサイトをご紹介します。
知識を得て、あなたの選択の助けにしてください。

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